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== 梅染街 ==

白桃の瓶が開かない〈3〉(楔波×和磨×紫亜)

*性描写(♂×♂)
視姦終わって、行為は此処から。
散々焦らした後なんで、繋がってからの方が長い話になりそうです(笑)。


今日最初の口付けは、ブラックコーヒーの熱が絡む。
和磨の唇は対照的にジャムの味。
苦い物を好む舌でも、此方が求めれば甘さも受け入れてくれる。

「……面倒な奴。」

合間に零れ落ちる、吐息が混じった楔波の声。
聞き慣れてしまった言葉。
和磨が頬を熱くした理由は、低音の艶だけでなく。

「楔波こそ、解かんないでしょ……僕が泣きそうなのとか、色々。」
「何や、夜が中途半端やったから拗ねとるだけやろ?」

其れが全てではない筈なのに、反論も否定も出来やしない。
眼前で意地悪く緩んだ口許。
勝てないのが憎らしくて、噛み付くように貪った。


「あーらら……今日一杯遊ぶ分、休ませてあげたのに……」

いつの間にか、座り込んだままの和磨の背後に紫亜。
焦らされて苦しむ様を愉しんでいたくせに。

「こんな格好させたのも……、焦らす為なの?」
「いいや?ただ、恥ずかしがって泣きそうな和磨が見たかっただけさね。」
「ッ……そう云う事なら、思惑通りだよ……」
「ふふっ、でも最初から狙ってた訳じゃないさね?」

何処からが策略と思いつきの境目だったのだろう。
けれど、嵌まってしまうしかない和磨が考えても無意味。


「あの……、脱いでも、良い?」

腰紐が食い込みそうな強さで結んだ、丈夫な蝶。
唯一にして最後の砦だからと強くしたのが、今となって仇となった。
エプロンの桃色は却って淫らに肌を彩る。

「脱ぐ必要無いやろ……」
「ほら、触ってやるから見せてみな。」

視姦の時点で反応し始めていた箇所。
布の上から指で弾かれ、新たに命令が下される。
劣情が隠せないのは仕方ない。
紫亜に支えられて膝立ちになり、震える脚を小さく広げる。

果実の皮を捲るように摘めば、桃色の布の下は熟した熱。

色付いた先端は裂け目から蜜を零す。
剥き出しの身に甘く誘われて、漸く双方の手は伸ばされた。



「……はぁっ、あ……んぅ……」

冷たい床の上、熱で蕩けそうな声で震える。
前後から挟み込まれて弄られる身体。

相手に縋りたくとも、前垂れの布を握り締めるしか出来ず。
自ら下腹部を曝け出す羞恥的な格好。
見せろ、と云う命令は今も続行しているのだ。

腰を引き絞る蝶々が飾られた、剥き出しの双丘。
元から双子と比べて和磨は筋肉が薄い。
男の物なので小振りなものの、此処だけは脂の質感。
柔らかい真白を収めた掌一杯に揉まれる。

双丘に食い込んだ指先は更に奥へ。
入り口を探り当て、水音を立てて侵入して来る。

一方、首と腰の紐で固定されて上半身の布は剥がれない。
胸を隠す桃色の上から愛でる、執拗な指。
磨くように擦られて先端が尖り出す。
直接触れてくれないのが、和磨には却ってもどかしい。


此処までならば昨夜とそう変わらない。
待ち焦がれているのは、其の先。


「も、良いから……っ頂戴……」

両膝を着いたまま倒れ込むと、楔波の胸に抱き止められる。
見下ろす眼は相変わらず冷徹に。
和磨が切なく強請っても簡単には応えてくれない。

「欲しいなら、しゃぶれ。」

髪を掴まれて息の掛かる距離で視線が刺さる。
そのまま引っ張られた先は、楔波の立て膝の間。
顔を埋めた眼前に、布越しの隆起。

抜き差しの快楽を求めるのは和磨だけではないのに。
まだ苛め足りないのだろうか。
泣き喚きたくなる程の物欲しさ。
けれど、実際にそうしたところで何も変わらないだろう。

震えながらも和磨の手が大人しく布の前を開く。
そうして熱の塊に舌を這わせた。
煮えていた唾液が、割った唇から糸を引く。



「そう、じゃあ……、俺が先に食べちゃうよ?」

上半身が倒された和磨は、腰を突き出した格好。
背後の紫亜が刀身を宛がうにはお誂え向き。

楔波にばかり意識が向いていたから、気付くのが遅れた。
指と舌で蕩けた場所は易々と刺さる。
奥まで貫かれた瞬間、桃色の蝶々が大きく揺れた。


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