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== 梅染街 ==

プレナイトグリーンの魚〈3〉(楔波×和磨×紫亜)

*性描写(♂×♂)
何したのかは終盤まで内緒の方向で。


先程、指一本呑み込んで柔らかくなった場所。
和磨が気付いた頃には、既に先が潜り込んで来た後だった。
甘い快楽に浸っていた意識が急速に浮上する。

「え……ぁ……ッ?」
「動いちゃ駄目さね、俺も"此れ"使うの初めてなんだから。」

広げた脚を片方掴まれて紫亜の肩に載せられる。
背後に居る楔波の胸に凭れたままで、脚を高く上げた格好。
声の主が犯人、しかし問題は凶器の方。

楔波の指よりも細く、かと云って紫亜でもないのは確かな物。
つるりとした無機質な表面。
少しも引っ掛からず難無く進んでいく。
其れが、和磨には却って恐ろしさを感じさせる。

一体、何をされている?

奥を突付かれて肩が跳ねた。
かと思えば、内部を探る事も掻き回す事もせず。
確認するように小さく揺らしただけ。
そして、済んだとばかりにさっさと抜き取ってしまう。

全身から嫌な汗が噴き出した。
刺さっていた物は去った筈なのに、異物感が残ったまま。


「や、嫌だ、取って……中、残ってる……っ!」

訴えも切れ切れの声にしかならない。
太腿が弱々しく震え出す。
溢れ出た涙は包帯に吸われて、瞼だけが濡れる。

埋め込まれたのは指一本分程度の奥まった位置。
感覚からして、決して大きい物ではない。
ボールペンではないだろうか。
中の異物がキャップだとしたら、大体の説明はつく。

そう怯える和磨に対して二人は飽くまで静かに。
あやすように髪を撫でたのは楔波だった。
大きな手で金茶を柔らかく乱しながら、甘く耳朶を噛む。

「安心せぇ、紐付いとるから。」
「紐、て……?」
「ほら……、な?」
「ッう、あぁ!」

楔波の声に僅か落ち着きを見せたところで不意に、異物が外側へ動く。
言葉通りだとすると紐を引かれたのだろう。
取り除かれた訳ではないが、見えない力で少しだけ浅くなる。


「ねぇ、何だと思うさね?」

しかし推測が外れてしまっては、ますます正体が判らない。
答えを持たない和磨が奥歯を噛んだ。
抜けない心配は無くなっても、異物感がもどかしい。
内腿を爪弾かれただけで電流が走る。

「ま、頑張って考えてみな……和磨には絶対判らない物だけど。」
「あんまり暴れんな、手足縛るで?」

幾重も包帯が巻かれた和磨の目の前には、変わらず闇一色。
深海にでも沈んでいる錯覚。
自分の状態すらも判らない中、生命線は二人の声と肌だけ。

いや、もう溺れてしまっている後なのだろう。
何も見えない深海からは抜け出せない。
腕を絡める妖艶な二人に引き摺り込まれて、深く深く。
息が苦しいのは、きっと其の所為。

「抜いて欲しい時は……、分かるさね?」

飼い慣らされた心身は命令に抗えない。
正面と背後から覗き込んでいるであろう金色の眼。
傍観する視線を意識して、自慰を始める。



緩く握った屹立を擦り上げ、欲望のまま動く手。
しどけなく曝け出した秘部を弄りながら腰を揺する。

自慰そのものは別に恥じる事ではない、此処に一人きりならば。
そう思い込めば楽になれるのに。
自宅で済ませる時は始終無言なのに、声が甘く零れる。
見られている事実で強い羞恥を煽られて。

「ッ……、ふぅ……あぁんっ!」

情交の際に、こうする事を命じるのは双子で同じ。
男の自慰など見て何が愉しいのやら。
嗜好か、余興のつもりか。
同性なのだから大して変わらない筈だろうに。


指先を刺してみても入り口の浅い部分は余裕がある。
爪でしか届かない位置に、紐で繋がって留まっている異物。
"そう云う"仕様の玩具かと云えばそうでもないらしい。
紐とは此れの事なのだろう。
蕾から揺れているのは毛糸に似た感触。

今すぐにでも抜き取る事は可能であっても、許されない。
勝手な事をすれば酷いお仕置き。
和磨には予測出来る、そう躾られてきたのだから。


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