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== 永桃学園日誌 ==

黄色いスパイス〈1〉(進之介×和磨)

設定は此方から

「永桃学園日誌が恋愛シュミレーションゲームだったら?」の妄想が前提になってます。
詳細等につきましては、また後日改めて。
そんな訳で、此方はなりチャログを元に構成したシナリオの一部です。
読み易くする為、台詞順番変えたり削ったり等で編集済み。


07.12:PM 夏祭りイベント(和磨視点)
隠しシナリオ ヒヨコ入手

発生条件
*進之介×丹エンディングを三つ以上達成している。
*深砂×和磨エンディングを三つ以上達成している。
*音楽室怪談ツアーイベントを通過している。
*深砂視点のカラオケイベントで「ワールド・イズ・マイン」を選択している。
*進之介のエンディング達成率が70%を超えている。


和磨:……やっと帯直し終わったよ、お待たせ。

お祭り出発前の夕方。
浴衣着て寮の玄関前に集合……との事だったけど、僕だけ遅刻。
しかも今から出掛け時だってのにヨレヨレ。
いや、あの、別に時間守らなかった訳じゃないよ……?

折角着付けしたところで「よいではないかゴッコしたい!」て、篁さんの声。
振り返って、目が合ったが最後。
お代官様と化した彼女に取っ捕まって町娘の如く回された。
てゆか何で僕なの?!皆浴衣着てるのに!!
ま、着飾るの苦手な深砂ちゃんだけは甚平なんだけど。

思いっきり転がった上に髪もぐちゃぐちゃ、直すのに時間掛かったのが遅刻の理由。
で、当の篁さんはと云うと……現在、満足げな笑顔。

丹:いやぁーズマくん見事な回転っぷりやったわー。
鈴咲:どう見てもコマ回しやったから色気もヘッタクレもなかったけどなー。
深砂:で、ちゃんと着たところは……
「折角日本に来た"折角だからノリ"で浴衣着てみた外国人」て感じだね和磨君。
金髪くりくり頭だもんね。
進之介:深砂の言う通り……お前、あんま浴衣似合わんな……

ヒドっ!何だよ、回された挙句に散々言いたい放題……!

本丸:なぁなぁ……、和磨泣いちゃったぞ。
鈴咲:うわー……めっちゃいじけてる……
和磨:君達ねぇ、何で僕イジめるかな本当に……
深砂:本丸君は銀髪だけど違和感無いのにね、おかしいね?
進之介:深砂……それ以上言ったら本気泣きして引き篭もりかねん。

お願い、やめて……傷深くしないで……
あー……、もう、本当に泣きそうなんだけど僕……!

鈴咲:うん、ほんまに!悔しいぐらい美人やわ本丸くん!
本丸:ん、そーか?ありがとなー、鈴咲も浴衣可愛いぞ!
鈴咲:……無邪気って怖い。
本丸:え、怖いって何?俺?
鈴咲:いや、ううん、本丸くんが怖いんとちゃうで、うん。

ときめいたらしく少し頬を染めた来住さんに、本丸君が小首傾げる。
何か、こっちはこっちで青春してるし……
もう僕の事なんか見てもいないよ、この二人ときたら。

進之介:和磨も泣いてねぇでさっさと行くぞ!
丹:ズマくん男の子なんやからシャキっとして、ほれ!
和磨:ちょ、二人掛りで押さないでよ!自分で歩けるって!!
深砂:はいはい、ごめんね一緒に行こう?和磨君居てくれなきゃ嫌だよ?

守君と篁さんに背中を押されて涙も乾く。
更に微笑んだ深砂ちゃんに手を引かれて、機嫌を直す事にした。
どうもこの3人には弱いなぁ、僕……

鈴咲:よし!和磨くんも復活したみたいやし行こ行こー。
丹:鈴咲ー、ぶどう飴食べようなー♪イカ焼きもええなー♪

夕陽に染まった道に下駄の音が軽やかに鳴る。
一日の終わりに相応しい空だけど、今日ばかりは夜からがお楽しみ。
遠くで蝉の音、湯上りの肌に浴衣を吹き抜ける風が心地良い。
お喋りにも声を弾ませながら、今度は篁さんと来住さんが手を繋ぐ。
仲良しの小さい子みたいな空気で。

深砂:……進ちゃん、こっちの手空いてるよ?
進之介:何で!?好意を無下にして申し訳ないですが遠慮します!

振り向き様、深砂ちゃんが空いてる方の手を守君に差し出した。
……同情しての事だな、篁さんが来住さんに取られちゃったもんだから。
だって、ほら、気の毒そうな目してるし深砂ちゃんてば。

本丸:そーだぞ、オレ独りになっちゃうじゃん!寂しいだろっ?!
進之介:だからって俺はお前と手繋がんぞ!?

そっちかよ。

深砂:そっかー……ほら、やっぱり和磨君じゃないと嫌だって。
進之介:余計嫌じゃい!!!!!
和磨:……ごめんね、僕も凄い嫌。
進之介:こっちこそお断り!!

断られるまでもなく、僕だって願い下げだもん。
浴衣似合わない言われたの根に持ってる訳じゃないけど!別に!

鈴咲:そこの男子2人、イチャついてんと……夜店見えてきたでー。

違っ、イチャついてないよ!
そう思いつつも手招きする来住さんの言う通り夜店が近くなってきた。

本丸:お、賑やかになってきたなー!!
丹:めっちゃええ匂いもしてきたー!!

夏の夜の空気に、わくわくしながらお子様二人が目を輝かせる。
見慣れた筈の商店街も今日はまるで違う顔。
僕ら以外にもあちこちで浴衣が袖を振り、夕闇が迫る中にも色鮮やかに。
お祭りの景色と云うものは昔から変わらない。
幾つになっても心躍らせる。

和磨:まぁ、兎も角何か食べようか……お腹空く時間帯だしねぇ。
鈴咲:何食べるー?全部美味しそうやねんけど。
深砂:最初だし軽く食べられる物かな、私はチョコバナナ食べたい。
丹:あ、チョコバナナも美味しそうやなー♪

よく見れば、頷く篁さんの口はもごもご動きながら。
その手にはしっかりと早速ぶどう飴。
早っ、来たばっかりだってのにいつの間に!?
でも本丸君が驚いている理由はどうやら僕とは違うみたいだった。
篁さんの手元を見つめる目は、興味深そうに。

本丸:こんなんあるんだー、オレ林檎飴しか知らなかった。
丹:え、そーなん!?他にも蜜柑飴とか苺飴とかあるで!
進之介:苺ミルク飴もあるぜ、最近は色々出てるしなー。

お財布仕舞いながら守君が付け加える。
ああ、篁さんが食べてる飴のお金ってそこから出てるんだ……買わされたな。

本丸:∑そーなのか!?オレも飴にしようかな、屋台って何処だ?
鈴咲:ちょ、本丸くん迷子なったあかんで!飴の屋台こっちこっち!
本丸:あー、鈴咲ありがと!苺ミルクっての食べてみたい、一つな!
えーと、100円……200円……

お財布から一枚一枚小銭出して数えながら支払ってるよ、この子。
ええと、篁さんと同い年だから高2……だよね?
しかも本人、至って真剣な面持ちで。

鈴咲:300円も数えながらなん!?数学苦手ってのは聞いたけど、そこまで!?
和磨:……君が数字ダメなのよーく解かった気がするよ。
進之介:数えながらお金払ってんの初めてみた……っつーか、お前自分で食えよ……

守君が此方に向けた目は呆れたような色。
僕と云えば、深砂ちゃんにチョコバナナ食べさせてもらってる最中。
良いじゃないか、付き合ってんだからっ!

和磨:嫌だな、ソレ僻みかい?守君は本当に解ってないねぇ……
進之介:……お前、俺が浴衣似合わねぇつったの根にもってんのか、そーか、しつけーぞ。


 えー、根に持ってるって……

 1.また言ったね?!
 2.呪ってやる……


和磨:……別にそれだけじゃないよ、食べさせてもらうってのは気持ちの問題だって。
進之介:それだけじゃねぇってことは、それも含まれてんじゃねーか。
丹:あーイカ焼き発見!進、イカ焼き食べる?食べるやろ?
深砂:進ちゃん達のラブラブってのはあーゆー形だもんね。
進之介:いや、あの、結局は奢れって言われてるんですが……丹、首絞まる!!

少しニヤリとした深砂ちゃんに反論する間すら守君には無い。
篁さんにぐいぐい引っ張られて、イカ焼きの屋台へ。

本丸:ん、でもそんな嫌そうには見えないぞ?
鈴咲:隠おらんで良かったな、守。
進之介:全部俺の財布から出てるんですけどね……

切ない響きがお祭りの賑わいに消える。
ああ……お財布を開く後姿がまた哀愁漂ってるよ、守君……

和磨:大変だねぇ……ま、型抜きで景品取れたら守君にあげるよ。
進之介:お前、型抜きやんの?上手そうだけどよ。
和磨:うん、僕にとってはお祭で一番楽しい遊びだよ?最近あんまり見ないけどねぇ。
丹:型抜きかー昔は絶対にあったもんなぁ、今日は出てるやろか。

同情はしても、守君に何か奢るとかは言わないよ。
だって僕そこまで優しくないもん。
篁さんが周囲を見回して型抜きを探す中、飴を食べていた本丸君が顔を緩めた。

本丸:苺ミルク美味い!
鈴咲:あ、苺ミルク美味しいんやー良かったな本丸くん。

思わずつられたのか、来住さんも一緒に微笑む。
それにしても美味しそうに食べること。

本丸:おー、祭り来て良かった!でもすぐ無くなっちゃったなー、次は何食う?
鈴咲:せやなー何がええやろ、焼きそばとか美味しそうやな。深砂ちゃんは何食べたい?
深砂:あ、焼きそばも良いね!甘い物食べたところだし、お腹に溜まる物が良いかな……
丹:焼きそばやったら、あっちにあったでー♪

悩む深砂ちゃんに篁さんが声を掛けた。
守君のイカ焼き齧りつつ、自分のじゃがバタも食べながら。
それにしても随分と買い込んだねぇ。
屋台の物って美味しいけど油っぽいし……僕は焼きもろこしにしようかな。

本丸:じゃ、オレたこ焼き一つ買ってくる!皆で分けて食べよーな!
鈴咲:……ちゃんとお金数えられるか心配やから着いてってくるわ。
深砂:あの払方じゃ時間掛かるよね、本丸君が購買部来るとリリィさんイラッとしてるかな。
進之介:あー……イラっとしてそーだな、あの人。
値切らない限り水鉄砲の餌食にはならねーだろうけど。

手を振ってたこ焼きを買いに行った本丸君に、来住さんが付き添いで一緒に。
あー、すっかり保護者だねぇ。
まぁ確かにね、他人事だってのに僕まで心配になるよ……
後姿を見送りながら深砂ちゃんと守君も苦笑した。


 さて、僕はどうしよう。どの夜店を探そうか?

 1.焼きもろこし食べなきゃ気が済まない。
 2.型抜きあるかな?
 3.あ、焼き鳥の匂いがする……
 4.鯛焼きも良いな。
 5.やっぱりクレープ!

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