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== 梅染街 ==

飼い慣らしてペリドット(楔波×和磨)

*同性愛描写(♂×♂)
ネクタイがセクシーな楔波君いただいたので、つい…
短いですがお礼代わりに桜桃さんへ捧げますっ!
ま、結局のところいつも通りな感じだと思います二人とも(笑)。


「何か違うね。」
「お前もか……」

首を傾げた和磨がそう言うと溜息混じりの返事。
視線の先は、楔波の首に絡むネクタイ。
一応形になっているのだが何処となくバランスに違和感あり。

まぁ、事前に聞いていたし和磨にも予想済み。
そもそも、違っていると分かっても気にするような人でもなし。


「僕がやってみようか?」

伸ばした手は振り払われなかったので、了承と解釈する事にした。
少しだけ腰を屈めて眉根を寄せる。
なのだが、指を掛けてみても鎖骨の間を飾る結び目は動かない。
力任せなのか固く、解くにも両手が必要。

漸く一本の布になって首から奪い取った時、不意に心臓が跳ねた。
衣擦れの音は情欲を一欠けら駆り立てる。


そんなつもりじゃない、と密かに打ち払って気を取り直す。
本人が自覚無しなので何処から教えるべきなのやら。
其処まで考えて、端を持った手が止まった。

「あれ、えーと……相手に結ぶのって難しいな……」
「なら手本見してみ、貸したるから。」

握る上から楔波の手が重なって、和磨の首へと移るネクタイ。
一つ頷いたもののやはり止まったまま。
離してくれないと出来ない、と言いたいところだが惜しいような気がして。
手を繋ぐ事なんて習慣になりつつあるのに。


そんな数秒の躊躇いなど見透かされていたのだろう。
突然、布の両端を強く引かれて首が動く。
がくりと骨が軋みそうな勢いで下がった視界。

迎えるのは無言の金色と、塞がれる唇。


「あの、な、何……?」
「……手綱。」


強引に口付けられて切れたらしく、血の味。
痛みよりも芯まで痺れて熱くなる。
滲んだ深紅を舐め取る楔波の笑みは、何処までも不敵に。

「ほら、結ぶんなら早よしぃや。」
「そんな事言わないでよ、キスしといて……」
「お前は如何したい?」
「……もう、」

其の先を望むならば、和磨から強請らなくては何も始まらず。

ネクタイの使い道は一つきりではない。
手錠と目隠し、どちらを選ぼうか?


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