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== 梅染街 ==

戦乙女の過失(楔波×和磨+遠雷)

先日のメッセージから軽く妄想を…

遠雷がツンでも屈しない。
これでも仲良い方なんです、多分愛されてる。


今度面を貸せ、なんて出だしから始まる話って何だと思う?


「告白以外。」
「だよねぇ……」
「体育館の裏でボッコボコにしてやんよ、とかの類だろ。」
「いや、それは流石に……ああ、でも……」

隣り合ってクリームパンを齧るのは白と黒。
白衣の遠雷がシビアに言えば、学ランの和磨が項垂れる。
相談とは、舌先の甘さと裏腹に苦く。
自分から寄る事はないと宣言していた楔波から、突然の呼び出しを食らって数日。
時間が経つに連れて何の件だろうかと不安が募る。


予想だけなら和磨はもう何度も幾つもしてみた。


甘い期待などしてはいけない、と自分に言い聞かせながら。
楔波は基本的に思考を読ませてくれない。
冷静に見えて次の瞬間には何をするのか解からないのだ、心臓に悪い事に。
そんな訳で、いずれにしてもネガティブな想像が駆けるばかり。

胸が静まらない理由はもう一つ。
初めて、名前を呼ばれた。

それだけなのに、たった一言だけでこんなにも和磨の世界に波紋を投げ掛ける。



「そーいや、僕も面と向かって名前で呼んだ事無かったっけ……」
「ん、あと告白もだろ?」

引っ掛かりのある喉じゃ、パンの欠片を呑み込むにも苦労する。
まったく其の通り。
頷いて肯定するのさえも癪なくらいの事実。


「お姫様抱っこして”世界一、いや、宇宙一幸せにしてあげるよ”とか言ってやれば?」
「僕は何処にツッコミ入れれば良いんだい……?」
「そうだな、お前どっちかつーとされたい方だっけか。」
「え、嫌だなぁ……そっちの方がもっと嫌だよ僕、そんなの楔波じゃない……」
「跪いて靴舐めさせられた方がマシ、とか?」
「あぁ、そうかも。」
「おいおい……お前、楔波を何だと思ってんだ。」
「ちょ、遠雷が振ったんじゃないか!!」

思わず睨み付けてみても、笑いを堪える腹黒には効果無し。
和磨とは遠慮容赦が無い仲なので、引っ掻き回すのが好きな性分が現れているらしい。
真剣に話していると云うのに失礼な。
何だい、指のクリーム舐めながら適当に……




「君ねぇ、そもそも僕を応援する気あるのかい?」
「ねーよ。」


ええと、うん、やっぱり夢露さんに相談すべきだった。
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