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== ファンタジー ==

Blue Splash〈2〉(楔波×和磨×紫亜)

*性描写(♂×♂)
ファンタジーなのでエロにも要素取り入れてみまして。
ウサちゃんとスライムを(´∀`*)
野外とか多人数とかは学園物の方ではいつも通りなくらいだし
もう充分エロいんですよね、此の三人の関係って(笑)。


水を絞った衣類の皺を伸ばし、長く伸びた枝に掛けて干す。
此処なら風通しが良いからすぐに乾くだろう。
先程まで着ていた物の洗濯を終えて、和磨が額を拭った。

黒衣にも特殊な魔法が掛かっているし、そもそも血が目立たない色。
洗う必要が無いのは同じだったが、何となく。
汚れ物が気になる辺りは性格と云うか。
そして意を決して水に戻った、今度は御主人様の番。

「じゃあ……洗ってもらおうかな、命令さね。」

双子も適当な水遊びにも飽き始めたところ。
そうなれば、暇潰しの道具は和磨。
紫亜に促されて、前を隠す手拭いを握り締めた。


一番深い場所で膝まで。
どんなに暑くても、清流は足元から体温を下げていく。
水を浴びて身体が冷えれば感覚も冴える。
羞恥で血が巡り、速まる心音を意識せざるを得なかった。

飽くまで水浴びの延長なので石鹸の類は使わない。
匂いや残滓が落ちれば構わないのだ。
相手の細身を手拭いで擦りつつ、視線は明後日の方向。

普段から胸の開いた服を着ても、二人とも情交ではあまり脱がない。
晒された素肌はまだ少し目に慣れず。
それも、こんな明るい所で。
離れた木陰から紫亜を見ていた時とは訳が違う。
布越しに触れる近さで、此方も裸。

和磨が身に付けている物なんて大きめの首輪二つのみ。
その上、耳と尻尾だけウサギのまま。
魔法を解かれる時に、悪戯で此処だけ残される事は多々。
あまりにも情けなく感じて恥ずかしい。


髪を洗ってあげていると、紫亜も獣に見えてくるが。
癖の無い栗毛は水に溶けそうな滑らかさ。
巻き毛が纏まらずに苦労してきた和磨からすれば、羨ましい程。

続いて、楔波の広い背中に濡れた手拭いを当てた。
綺麗に骨が浮いた、引き締まって硬い手触り。
隙の無い男に無防備な部分を預けられると何だか面食らった気分。
僅かながら気持ち良さそうに力を抜いたのを見て、小さく笑ってしまった。


「今度は和磨洗ってあげるさね。」

突然、肩から掛けられた水の冷気と耳元の囁き。
無防備だったのは和磨も同じ。
腰に絡み付く腕、髪から雫を滴らせた紫亜に背後から捕まる。

「え、あの、僕は血浴びてないよ……」
「でも、ふわふわしてる物って思いっきり洗いたくならない?」

此れも遊びらしく、紫亜が掌で掬った水を何度も浴びせる。
濡れた毛並みが項垂れて一回り小さくなった尻尾。
摘んで揉み洗いする指先に、甘い声が零れそうになった。

まだ魔法が残っている所為だろうか。
中途半端な耳と尻尾は敏感。

細い指先でくすぐりながら、掌で柔らかい双丘も揉まれる。
腰から這い上がった手も和磨の胸を探り、背中の雫を舐め取っていく。
熱が溜まる感覚に逆らえない。
触れられてもいないのに、下腹部が反り立つ。

背後にばかり気を取られるが、正面からも腕は伸びる。
情欲を包んだのは楔波の骨張った堅い手。
撫で擦られ、蜜を搾り出される。

冷たい眼に見据えられれば、いつも金縛りに陥る錯覚。
怯えた表情の和磨から唇を奪って交わる舌。

「……甘ったるい匂いがすんな、お前。」
「あぁ……、やっぱり楔波も気付いてたさね。」

儚い糸を紡いだ低音。
息が詰まりそうな痛みで、鋭く心臓が跳ねた。

和磨の龍形態は、果樹が幻獣に変わった姿。
全身に丈夫な蔓が巻き付いて、掌より小さな赤い実をつける。
花や果実とは他者を誘惑する物。
欲情すれば人の姿の時も、喉が鳴りそうな熟した香りを持つ。

そう云う事だ。

弄ばれても、もう屈辱の涙は出ない。
魔族の与える快楽に飼い馴らされてきた身体。
"食事"に過ぎないのに芯が蕩け出す。



「ふぁ……ッ、う……あぁ……」

川に浸かったままでは寝そべったり出来ない。
すっかり快楽で弱ってしまっても、崩れ落ちる事を許されず。
華奢な足腰は双子に支えられて何とか立っている状態。

向かい合わせに抱き締めるのは楔波。
片脚を持ち上げて開かせた秘所を、刀身が貫いていた。
揺するたび荒れる水面に、混じり合った体液が滴り落ちる。
和磨の香りと相まって果汁を思わせた。

紫亜と云えば、享楽に耽る様を見詰めながら愉しげ。
眼を細めて足元の水を一掬い。
短い呪文を口ずさみ、和磨の背中からゆっくり流す。

「ひゃ……ッ!」

肌に弾かれない水が独りでに蠢き出す感覚。
反射的に身を捩っても逃れられず。
此れもまた紫亜の魔法。
粘液状となり、生き物に似た動きでぬるぬる這い回る。

暴れる寸前、楔波の両腕に押さえ込まれて動けなくなる。
一際深く立てられた切っ先が脈打つ。
吐き出された白濁が奥に注がれ、甘い悲鳴で表情が蕩けた。


「もぉ……良いってば、水は……」
「そう?和磨、満更でも無さそうだけど……乱れ方違うし。」

引き抜かれれば、蕾の周辺にも粘液。
先程、紫亜に浴びせられる前から張り付いていたのだ。

肌を重ねるのはほぼ日課でも、濡れない入り口はまだ堅い。
刀身を呑み込む際にいつも苦しさを伴う。
けれど今日は随分と楽。
魔法の水が潤滑液となって、此処にあるのは快楽だけ。


まだ一度目でも、余韻は意識を朦朧とさせる。
陽射しに眩暈がした所為もあり。
楔波の腕が緩んだ瞬間、そのまま水に腰が落ちて飛沫が跳ねる。

川の中でも還らない粘液は絶えず和磨を苛む。
頭も身体も水温で多少冷えた筈なのに、再び熱が上がる。

黙って見下ろす双子の影。
片膝を着いた紫亜が頬をするりと撫で、目線を合わせる。
逸らせない気まずさと、粘液による悦楽。
苦味走った表情になる和磨を笑って、深く口付けた。

「次は俺さね……、頑張ったらご褒美あげるから。」

濡れた声と舌舐め擦りの艶に背筋が震える。
絡んだ唾液を飲み込んで、大人しく牙を待った。




灼け付きそうな眩しさも一日中は続かない。
見上げれば膨らんだ雲。
緩やかに午後を迎えて、少しだけ落ち着いた太陽と空の色。
絶えない虫の音も何処か切なく。

遊び疲れた身体は流石に薄着を纏う。
川辺に三人並んで腰掛け、素足だけを水に晒している。

血も精液も洗い流され、どろりと濃い情事の痕跡なんて残らず。
満足げな紫亜と冷徹な横顔の楔波。
ぼんやりと瞳を潤ませ、火照りが燻っているのは和磨だけ。


「はい、お疲れ様……ご褒美さね。」

ああ、確かに先程そんな事を言っていたと和磨が顔を上げる。
紫亜が頬に当ててきたのは、熟れた桃。
川で冷やしていたらしく雫が滴り、触れた一瞬は氷塊の温度。

悲鳴を呑み込んで肩が跳ねた後、疑問が浮かぶ。
こんな物いつの間に用意していたのか。

「お前が洗濯してた時な……、好きそうやったから。」
「それとも、ご褒美ってエロい事の方が良かったさね?」
「いや、桃で充分嬉しいってば……!えっと、ありがと……」


三人の手にそれぞれ渡った桃。
食べ頃なので爪を立てれば簡単に皮が剥がれる。
瑞々しく白い実。
齧り付けば、遠慮無しに甘い露が溢れ出す。

水浴びも物を食べる事も、大して要らない筈の魔族。
今日は少しでも愉しいと感じただろうか。

「……甘い。」

肘まで垂れてきた果汁を舐め取ろうとしたら、先に拭う舌。
唇を離した楔波の低音も甘く。
吸い付いたのは気紛れであっても、火照りが蘇りそうになる。

「耳は正直さね……今、ぴくってしたし。」

まだウサギの魔法は解けていない。
血は綺麗になっても、今度は桃でべたりと濡れた指。
長い耳に触れる紫亜が含み笑いを零す。

双子に挟まれている状況では如何にもならず、恰好も付かない。
ペットは獣らしく黙り込み、桃に歯を立てた。
顎を伝った果汁が首筋と輪の間を這う。
此れもきっと、御主人様に舐め取られてしまうと悟って。


*end

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