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== 梅染街 ==

パブロフの愛玩犬〈1〉(楔波×和磨×紫亜)

*性描写(♂×♂)
ペット扱いのネタが出来たので、学生Verでも。
いつもよりダークぽいかも?

ドライヤーの熱風で濡れた金茶が舞い上がる。
タオルに拭われ、湯上りの肌は朱色。
すっかり暑くなってから帰宅後の入浴が欠かせなくなった。
昼の汗も嫌な事も流し終えて、やっと一息。

ただし、服を着ていないのは和磨だけ。
床に座り込んでいるところを双子がドライヤーとタオルで甲斐甲斐しく。

学校でも家でも一緒だが、こうして入浴まで共にする事が時々。
マンションのバスルームは広い造り。
流石に男三人なので少々狭くても何とかなる。

化粧水とボディバターまで塗られると、流石に気恥ずかしい。
先程から和磨自身は何もしていない。
手が使えない訳でもなく、先に双子がやってくれる為。
理由なんていつも通りの一つ。


「和磨、こっち向きぃや。」

最後の仕上げに、身に着けられたのは首輪。
全て遊びに決まっているのだ。


最近、家でペットとして扱われる事がある。
双子のお気に入りの遊び。
和磨からすれば、気紛れな猫二匹に仕えているようなものだったが。
今までもこれからも毎日生活の世話をする訳だし。

そして、そう云う時には幾つか決まり事。

裸に首輪だけで本当に獣の恰好。
手が使えず、何かしたいなら双子に頼まなくてはいけない。
移動の際はリードに引かれて四つん這い。
他にもあるが、大体はこんな感じか。

首輪もアダルトグッズの類ならまだ納得出来るのだが。
紫亜が選んだのは大型犬用の物。
何処で手に入れてくるのか、他の玩具なら幾つも持っているのに。


居間で黙って待っていると、お菓子の包装を破る音。
大して空腹でもないが和磨の耳が反応する。

夕飯の支度をするにもまだ少し早い時間。
食卓を囲むのは遊んだ後になるので、遅くなる事は確定済み。
何か口にしておかないと身体が持たない。
それに、此れも遊びのうち。

「……ほら。」

高い位置から楔波に差し出された焼き菓子。
床に膝立ちのまま齧り付いた。

物を食べるにも、主人の手から貰わねばいけない。
床に皿を置かれるよりましか。
それにしたって餌付けされているのも妙な気分。
普段台所に立って、双子に食事を作るのは和磨の方なのに。

楔波の無骨な素爪も、油分で艶々した桃色になる。
もう欠片すら残っていないのに甘い匂い。
唾液が溢れて思わず喉が鳴り、しゃぶり尽くす。


不意にリードが引かれて、移動の合図。
行き先は隣の寝室。

双子の一歩後ろ、手と膝で這って着いて行く散歩。
こんな無様な姿を見て何が愉しいのか。
そう思いながらも、従う和磨の表情は溶けかけ。
暑い時期なのに寒気に似た震えが走る。

隠す物など何も無い身体。
腹まで届きそうに熱くなった情欲も。


同棲生活そのものが飼われる事を意味しているのだ。
恋人の概念が解からない双子なりの愛情表現。
和磨だって承知の上。
けれど、本当に首輪を嵌められるとは。
正気ではいられずに、倒錯した時間に眩暈がする。

ぺたぺた這いながら感じる床の冷たさ。
蜜が零れた気配に、荒くなる息。
寝室までの我慢。


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