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== 梅染街 ==

フェイクショートケーキ〈3〉(紫亜×和磨)

*性描写(♂×♂)
今までと比べると少し短めに纏めを。
話としては終わりですが、この後もう一回くらいヤってそうな気も(笑)。


酸いも甘いも気分次第。

だから、紫亜との情交は幾度目でも刺激が強い。
飽き性の彼が、和磨を手元に置き続ける事も同じような理由。
過剰なまでに反応しては乱れる玩具を放さない。



幾度か中に吐き出された頃、翠の瞳は恍惚と蕩けていた。

快楽で壊れた表情になっても玩具は和磨を苛み続ける。
淫らな水音で、精液を掻き回す振動。

紫亜が一息にコードを引き抜き、やっと姿を現した。
どろりとローターを濡らし、滴り落ちる白濁。
泡立っているのは攪拌された所為。
ハンドミキサーでとろみを付けた生クリームを思わせる。


抱き起こされて、今度はテーブルに腰掛ける格好。

腫れた双丘は、振り撒かれたローションが乾かず不安定。
手錠の所為で身体を立て直す事も侭ならない。
染まった素肌の熱で冷気を失った鎖。
桃色のファーも、背中の汗で湿っているかもしれない。

滑りそうになって、正面の紫亜に顎を掴まれて支えられる。
伸ばされた真っ赤な舌。
和磨の目許から頬まで濡らす涙を舐め上げる。

「泣き顔もっとよく見せてよ……、ほら、甘いさね?」

涙を味わった代わりか、桃色を滴らせる細い指先を和磨の唇へ。
白濁と激しく混ざり合った苺の赤。
煮詰まった欲望の苦味に、人工の甘味。
淫らな気分から醒めやらなくて、濡れた指に舌を絡める。


糸を引いて口許から離れ、冷たい指が肩を掴む。
目線を合わせて近付く金色。
苺で蕩けた唇を紫亜の舌に舐められ、不意に竦み上がった。

「あっ……、キスは……」
「舐めるぐらい許してよ、楔波居ないんだし。」

口にされた名前で理性が呼び起こされる。
泣きそうになった和磨を眺めて、紫亜が眼を細めた。
愉しげな舌舐め擦りは小悪魔の表情。

考えないようにしていたのに、そうやって踏み込まれる。
行為の最中も、恋しさと疚しさで胸が痛んだ。

いや、もし此処に居たとしても状況は同じだろう。
あの冷めた眼で静観しているだけ。
強請れば触れてもらえても、紫亜を受け入れる事は変わらない。


「それより全身ヌルヌルさね、風呂行こうか。」
「待っ……、外してよ、手錠……」
「駄目さね、どっちにしろ今は鍵持ってないし。」
「あ……ぅ、でも……」

本当は和磨だって知っている。
此の種の手錠は、鍵が無くてもツマミ部分で外れるのだ。
指先を伸ばせば届くのに、逆らう事が許されない。

「紫亜……っ、あの……」

拘束を解いてほしい理由は窮屈なだけではなかった。
先程までテーブルに押し潰れていた、平たい胸。
冷たい面に擦れていた為、尖った乳首が熱を持って疼く。

触りたいのに両手が使えない。
羞恥に勝てず、切れ切れになる申し出。

「はっきり言いな?」

欲求ならば、紫亜の方も判っているのだろう。
摘み取るような爪で乳首を挟んで問われる。
敏感になった身体には、跳ね上がりそうなむず痒さ。

鎮まらないまま行き場を無くした熱。
苦しくて堪らず、堰を切った。

「お願……、胸、噛んでぇ……っ!」


熟した果実に似た、胸の薄紅。
早く歯を立ててくれなきゃ弾けてしまいそうで。

食べ頃を甘く誘うのは、苺の芳香。


*end

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